ラズパイで固定IPをやろうとしたとき、/etc/dhcpcd.conf
を編集するという情報がたくさん出てくるが、自分のラズパイにはなかった。
OSの仕様変更によるものらしい。
そこで、nmcliコマンドによる設定方法をまとめる。
基本的には以下の記事を見ると良い。
接続するプロファイル名の確認。
shellsudo nmcli connection show
設定。
shellsudo nmcli connection modify '接続先プロファイル名' ipv4.method manual ipv4.addresses {固定IPアドレス}/24 ipv4.gateway {ゲートウェイのIPアドレス} ipv4.dns {DNSのIPアドレス}
ゲートウェイとDNSのIPアドレスは ifconfig
コマンドなどで確認可能。ほとんどのケースではどちらも同じIPアドレスだと思う。
設定方法を説明したあとに書くのも変だが、実はラズパイ側で固定IPを設定するのは推奨されていない。
理由は、もし同一ネットワーク内に同じ固定IPアドレスを設定したコンピュータが存在した際にネットワークに接続できないためである(それはそう)。
そのため、適切な固定IPの実現方法としては、ルーター側で制御するのが正しい。